群馬のエビアン?箱島湧水の天然水を存分に味わう

箱島湧水

 

場所

関越自動車道、渋川伊香保インターを降りて新潟方面、国道17号線を中村の交差点で左折し渋川市内へ入ります。国道353号線と平行に吾妻川を挟んで県道35号線が通っています。この途中に箱島湧水があります。
県道35号線の箱島郵便局付近に案内があるので、南側の山を登るように細い道を上っていきます。途中、川沿いの小さな茶店(名水案内所)で、持ち帰り用のタンクが買えます(1ガロン用、約1,000円)。夏限定の「名水かき氷」もはずせません。さらに坂道を登っていくと右に入る駐車場があるので車を置いてください。ここから先は、道はありますが車両は侵入できません。徒歩で300m行きやっと 「 箱島湧水 」に到着です。
 

湧水

日本名水百選の一つ箱島湧水は、大杉の根元より湧きいでており毎分1トンもの水量があります。年間を通して水温もかわらないため、夏は汗がたちまち引き、冬はもうもうと湯煙をあげています。箱島不動尊が祀られておりちょっと神秘的な感じです。木の根元から突然、清流が始まっているのも驚きですが、この川がすぐに滝になっているので水の音もなかなかのものです。滝によって舞い上がった細かな水の為かとても清々しくマイナスイオンたっぷりな感じです。
水が湧き出ている所は、水くみ場になっていて無料でいくらでも持ち帰りができます。大きなタンクを持って来ている人も見たことがありますが、途中の道を歩かなければならないのであまり大きなものはおすすめしません。
ジュースのペットボトルなどがちょうど良い大きさですが、香料の入っていた飲み物の容器を使うと水がそのニオイになってしまいます。
味は南アルプスとかボルビック系のさっぱりとした感じではなく、硬度の高いミネラル豊富な感じです。そのまま飲むと少し濃すぎるかもしれませんが、コーヒーやスープにはよく合う水です。

名水まんじゅうのお店

天然水まんじゅう

箱島湧水から中之条方面へ通りを曲がるとすぐに「名水まんじゅう」の看板が目に入ります。
いわゆる昔ながらのタンサンまんじゅうですが、名水効果か不思議と一味ちがいます。
群馬名物焼きまんじゅうも良いですが、こちらも根強い人気。
懐かしいながらも繊細な味わいをご堪能ください。