中之条町の歴史と見どころを観光ボランティアで

中之条駅

電車でお越しのお客様には特にオススメの周遊観光がこちら。
まずは最寄り駅の中之条駅です。
特急の停車駅でもあるので、東京方面からは「特急草津号」が上野から乗り換え無しで便利。
今年から下りホームへのエレベーターも作られ、便利になりました。
中之条駅の名物といえば、秋の干し柿。
ホームにところ狭しとつり下げられた干し柿がなんともユーモラスにお客様をお出迎えします。
でき上がった干し柿は乗客へのプレゼントになるそうですので、タイミングが合えば、ゲットできるかもしれません。

観光ボランティア

中之条駅の待合室に観光ボランティアの受付があります。
ここで受付をすると、ボランティアによる町内案内をしてもらえます。
コースは、次に紹介している歴史民俗資料館や小渕恵三元総理像などを歩いて周るのんびりとしたもの。
ちょっとした待ち時間に、地元の人の話を聞くだけでも面白いものです。
とくにおすすめな季節は春。
林昌寺のしだれ桜は必見の価値ありなので、案内に組み込んでもらうのがグッド。

中之条町歴史民族資料館

観光ボランティアによる案内に必ずあるのが、こちらの施設。
県重要文化財の建物は、明治時代の洋風学校建築そのままで、関東では唯一の貴重なものです。
館内では、6千点に及ぶ展示で中之条町の変遷や、四万、沢渡温泉の歴史に触れることができます。
当時のままに残された教室で、在りし日を思い出してみてはいかがでしょうか。
秋の菊品評会や企画展もみどころ。

つむじ

歴史民俗資料館を出て右手のほうに歩くと中之条町の新名所「つむじ」です。
中之条町といえば、隔年に開催している美術祭「中之条ビエンナーレ」が有名です。
中之条ビエンナーレは、中之条町の各所、ほとんど全域と言っても良いくらいの場所で100名を超えるアーティストが作品の展示を行うという一大イベントです。
その拠点といえるのがここつむじ。
2つのら旋をつなげたような独特の建物の中には、ビエンナーレに関する展示の他に、食事ところなどもあります。
随時開催のイベントも見逃せません。